お知らせ

朝起きるときが辛いの助・・・

こんにちは!岡崎市美合町の整体院といえば、「トータルケア足の助」!の寺岡です😀

「朝起きる時に体が辛くて・・・」

普段体のケアをしているとよく耳にするワードです(‘ω’)

こういった現象、記憶にある人多いと思います!

なんでだと思いますか・・・??

寝具が悪いから?

寝相が悪いから?

実はいろんな理由が関わっている事が多いのですが、一番の原因はずばり『筋肉の柔軟性不足』が多いと考えられます!

寝具メーカーや寝具の硬さを気にする方もいらっしゃいますが、個人的にはそこまで大きな差はないのでは?と考えています(‘ω’)

もちろん、アスリートなど高い競技レベルで活動されている人達は我々一般人より筋肉の柔軟性も高いので、慎重にマットレスの硬さなどを選ぶ必要性がありますけどね・・・

とは言え、硬い床の上に布団直に敷いて寝るのは決しておススメはできません・・・((+_+))

では、なぜ「寝起きの体が辛い」原因に「筋肉の柔軟性不足」があげられるのか?

そもそも睡眠の目的って知っていますか?

睡眠の目的は

①脳の休息とメンテナンス

脳には様々な感覚器官の中枢が備わっています。視覚や聴覚などが代表的ですね!睡眠によってそれらの感覚器官を使用しない事で、その中枢である脳も休めるわけです。ただ単に脳を休めているだけでなく、睡眠中には脳の老廃物でもあるアルツハイマー病の原因と言われているアミロイドβというタンパク質を脳脊髄液中に廃棄していると言われています。

②記憶の整理・定着

前日嫌な思いをしたけれども、一晩寝たら何となくすっきりしたという経験はありませんか?これは睡眠中に嫌な記憶が整理され、必要に応じて消去されているからです。また学習した記憶が睡眠によって定着・保持されるだけでなく、むしろ向上・強化されることも複数の研究によってわかっています。

③ホルモンバランスの調整・免疫機能の向上

昔から「寝る子は育つ」と言いますが、これは寝入りばなの数時間で成長ホルモンがたくさん分泌され子供の骨や筋肉の成長を促すためです。また、「風邪はよく寝れば治る」と言いますが、これにも根拠があります。睡眠前から睡眠期前半にかけて多く分泌されるメラトニンというホルモンは胸腺という臓器に働きかけて、免疫の主要な働きを担うTリンパ球をたくさん作らせ感染症を治癒に向かわせます。またインフルエンザなどの予防接種の効果は睡眠の足り具合によって差があることも報告されています。その他にも睡眠中には様々なホルモンが働くと考えられています。

と、言われています。

「体の休息」が入っていない事に気が付きましたか?

ここでの「体」は「筋肉」のことです(‘ω’)

諸説ありますが、「睡眠は体にとっては負担になる」と言う人もいます((+_+))

えぇ!体を休めているんじゃないの?って思いますよね?

もちろん先ほどもお伝えしたとおり、成長ホルモンなどが分泌される為、筋肉などの成長や修復も睡眠中に行われます。

しかし、睡眠中はほとんど「不動」になるわけです。ある調査によると日本人の平均睡眠時間は約7時間と言われています!

「今からあの椅子に何もせずに7時間座っていてください」と言われるとどうですか?やる前からうんざりしますよね?(笑)

もちろん、横になっているのと、椅子に座っているのでは違いがありますが・・・

以前にもお話した事があると思いますが、筋肉の柔軟性と血液の循環は切っても切れない関係性があります。

筋肉を動かす事で、循環は促進されるわけです。その逆に筋肉があまり活動しなければ、循環も滞りやすくなるわけですね。

筋肉は元々ある程度の柔軟性を持っており、状態がいい筋肉(ある程度柔軟性を維持している筋肉)ほど循環は良く、状態のよろしくない筋肉(柔軟性が乏しい筋肉)ほど循環はあまりよろしくないと考えられます。

この理屈をもとに考えると、睡眠中体はより硬くなっていくわけです!!

元々筋肉がいい状態であれば、大した影響はないかもしれませんが、柔軟性が乏しい人からすればこれは大問題・・・

ではどうしたらいいの?

体の柔軟性を高める事が一番の解決策になりますが、なかなかすぐには柔軟性は向上していきません。

朝目が覚めた際に、いきなり起き上がるのではなく、布団やベッドの上で寝たままストレッチをする事をお勧めします!!

体が硬い状態でいきなり起き上がるのではなく、寝たまま筋肉を活動させる事で、筋肉柔軟性と循環を促進するわけですね!

寝たままでもできる簡単なストレッチのご紹介です!!

☆股関節のストレッチ

画像では座っていますが、寝たままでも行えます(‘ω’)

膝を立てた状態で、同じ方向に股関節を左右に倒すストレッチになります!

左右10回 × 2セット

☆背中のストレッチ

横向きに寝た状態から、反対側に腕を開いていきます

腕だけで開くのではなく、胸も一緒に開くようにするととっても効果的です!

簡単なストレッチを2つご紹介させていただきました!

やる前に一つだけお約束!

いきなり全力でやらないようにお気をつけください!

何度もお伝えしていますが、朝は体が特に硬い状態です!ストレッチもいきなり全力でやってしまうと、新たな痛みが出現してしまう可能性があります!ゆっくり、ゆったりと深呼吸をしながら行ってください(*´ω`*)

もちろん、この他にもお勧めなストレッチはあるので、気になる方は是非お問い合わせください( *´艸`)