こんにちは!!
岡崎市にある、ボディケア・フットケア・インソール作成ができるでお馴染みのトータルケア足の助 寺岡です🤣
長いご挨拶から失礼致します(笑)
さぁ!本日のテーマはずばり「認知症」!
先日ブログで「睡眠中にアルツハイマーの原因であるたんぱく質が外に排出される」といった文章を書いたのですが、割とたくさんのお客様から、反応をいただき嬉しい限りです( *´艸`)
と、いうことで、「認知症」を少し掘り下げていきたいと思います☆
「この間、買い物に行ったら買おうと思っていたものを買わずに、他の物買って帰ってきちゃった!ボケがはじまったのかねぇ?」
「家で、新聞読もうと思って、リビングに行ったのに、リビング来たら何しに来たか忘れちゃったのよね!認知症の始まりかしら?」
こんなようなセリフを聞いた事はありませんか?
「物忘れ = 認知症」と思われている方が多いと思うのですが、実は少し違うんです((+_+))
認知症と一言で言ってもいくつかの種類に分類されるのですが、今回はおおまかな「認知症」についてお話をしますね!
まず「認知症」というのは特定の病名ではなく、何らかの原因によって脳の働きが悪くなり、著しい物忘れなどによってや日常生活や仕事に支障をきたすようになった状態の事をさします。
症状としては大きく2種類あります
①認知機能低下
・記憶障害
さっき話した事を忘れ、何度も同じ話を繰り返し話したり、物をしまった場所や約束を忘れたりします。
・注意障害
注意力や集中力が低下し、同時に2つのことがしづらくなったり、会話についていけなくなります。
・言語障害/理解力の低下
適切な言葉が出てこなくなったり、相手の話が理解できなくなったりします。
・見当識障害
今がいつなのか、ここがどこなのかわからなくなることがあります。
・実行機能障害
ものことを計画し、順序だてて実行することが苦手になり、家事や仕事の段取りができなくなります。
②行動・心理症状
この症状はとっても多彩で、認知症の原因や元々の本人の性格、人となり、周囲の環境によって大きく変化すると考えられています。
一部をご紹介すると・・・
・感情のコントロールができなくなり、怒りといった感情の抑制ができなくなる
・やる気が起きなくなり、当たり前のように行っていた習慣する面倒くさくなってしまう。
・できない事が増え自信を失い、気分が落ち込み、うつ状態になってしまう
・お金や財産への執着が強くなり、それらを守ろうとする意識が過剰に強くなっていく
・今いる場所がわからなくなる不安から、目的もなく外に出かけてしまう
・体内時計の狂いから、寝つきが悪くなったり、朝早く目覚めてしまう
などなどです
冒頭の「物忘れ」との違いを簡単にお話すると・・・
「物忘れ」は晩御飯なにを食べたか忘れてしまった状態
「認知症」は晩御飯自体食べたことを忘れてしまった状態
なんです(@_@)
さぁさぁ、ここからが大事なお話!
どうしたら「認知症」を予防していけるのか?
ほんの少し気にするだけで予防はしていけるんです!
①外に出る機会を増やす
家の中で過ごす時間が増えると、人との交流が減り脳の刺激が減ってしまいます。更に運動不足にもなり脳の血流は乏しくなり筋力も低下してしまいます
②人と話をする機会を増やす
会話は脳に刺激を与えると同時に、口のトレーニングにもなります。離れた家族と定期的に電話するのもいいですね!お口のトレーニングは簡単にいうと口の周りの筋肉を鍛えることをさします!口の周りの筋肉を鍛えることで、表情は豊かになり、誤嚥性肺炎なども防ぐことが期待できます!他にもガムを嚙むこともおすすめなんですよ(*´ω`*)
③生活習慣病を予防・持病を治癒する
糖尿病や高血圧などの生活習慣病は認知症を引き起こす一つの原因になると言われています。
④聴力低下の確認と対策をする
聴力の低下は著しい脳の機能低下を招くといわれています。会話もしにくくなると人との交流も減ってしまいます。補聴器などの使用もとっても有効的だといわれています。
⑤バランスのいい食事を心がける
栄養バランスのいい食事は認知症の予防にも生活習慣病の予防にもとっても大切です。
⑥適度な運動をする
適度な運動は脳や体の血流をよくしてくれるだけでなく、筋力の維持・向上もできます!定期的に運動をする事で、体の体内時計は整い、質のいい睡眠にも繋がります
いかがでしょうか?特別難しい事は案外少なくないですか?明日からでも、今日からでも気を付けれる事ばかりですよね( *´艸`)
もちろんこれらを気を付けていたも100%防ぐことは難しいと言われています
ここで大切なのが、「認知症は進行する」ということ
認知症症状が出現してしまったとしても、それらをそれ以上悪くしない事も予防になります
現在65才以上の方の16%に認知症症状があるといわれています
80才後半になると男性の35% 女性の44%
95才を過ぎると男性の51% 女性の84%に確認されるといつ統計が出ています。
現在超高齢化社会に突入していこうとしている日本
2025年には高齢者の5人に1人 国民の17人に1人は認知症症状が出現すると言われています。
ご自身の為にも、大切なご家族や友人の為にも是非正しい知識と正しい習慣を!!
『そうか日頃から気を付けないといけないんだなぁ。じゃあ60才ぐらいから気を付けよう!』
いやいやいやいやいや、実は近年の研究で認知症症状が出現する原因はもっと早くから蓄積されているのがわかっています。
それはいつからなのか?
認知症症状が出現する20年前からと言われています
つまり、65才で認知症症状が出現した人は45才頃から原因が蓄積してきた結果という事です
と、いうことは・・・?
そう!今なんです!今から気を付けていくことで、いい習慣を身につけつつ、健康な状態が長く続きやすくなるわけですね( *´艸`)
原因はわかった!
予防・対策方法もわかった!
あとは行動ですね(*´ω`*)
何事も細く長くが肝心です☆やれる事から始めていきましょう☆