こんにちは!!!
年末に足を捻挫し、それが回復したら
今度は一足早い花粉症になりかけている足の助です・・・(/ω\)
さぁ!今回のブログテーマはずばり・・・
『グルコサミン』!!
膝が痛い・・・歩くのが辛い・・・
そんな人に!みたいなCM最近多いですね(‘ω’)
グルコサミンにコンドロイチン・・・
以前は飲むヒアルロン酸なんてものもありましたね💦
私が国家資格を取得して早15年
整形外科・デイサービス・接骨院で勤務をしておりましたが、
「先生・・・〇〇のサプリって効くの??」よく聞かれました(笑)
その代表格と言われるのが今回の「コンドロイチン」なわけです
まず「コンドロイチン」って何?って話ですよ
コンドロイチンとは・・・
関節を構成している骨の先端部分には必ず「関節軟骨」というものが存在しています
この関節軟骨がある事によって関節は滑らかに動くことを助け、骨同士の摩耗を防いでいます!
この「関節軟骨」を構成しているものを大きく2つに分けると「コンドロイチン」と「ヒアルロン酸」に分かれます☆
主に「コンドロイチン」は弾力性の保持 そして「ヒアルロン酸」は水分の保持を担っています
ちなみにこの「コンドロイチン」と「ヒアルロン酸」を構成しているのが「グルコサミン」というわけです(*‘ω‘ *)

関節が変形すると・・・
「変形性膝関節症」という病名を聞いた事があると思います
字のごとく関節が変形してしまうわけですが、いきなり骨が変形するわけではありません💦
まず最初に影響を受けるのが「関節軟骨」💦💦
本来弾力性と保水性に富みプルプルしている「関節軟骨」がなんらかの原因で弾力性や保水性が乏しくなることで、プルプルの構造からカチカチの構造に変化してしまいます
すると、関節を動かす度に「関節軟骨」同士が摩耗し、少しづつ軟骨が削れて行ってしまいます・・・
やがて関節の動く軸が少しづつずれていき、最終的にレントゲンを撮ると関節が変形してしまうわけです・・・(´Д⊂ヽ
→変形性膝関節症については次回詳しくお伝えします☆
なるほど!だから「関節軟骨」を構成している「グルコサミン」や「コンドロイチン」を摂取する事が大切なんだな!!
と、思うかもしれませんが、もう少しお付き合いください(‘ω’)ノ
ここまでの話の内容だと、摂取する事に対してなんら違和感を感じる部分はないと思われます!
しかし!とっても大事な要素が抜けているんです・・・
口から摂取したものは、胃で分解され、腸で吸収されたあと「血液」によって体内を移動し、各臓器等に栄養を届けてくれます!
ここが大切なんです!
軟骨には「血管」がないんです(;´∀`)つまり、グルコサミンやコンドロイチンのサプリを飲んでも飲んでも、関節軟骨にその栄養が届くことはほぼないんです・・・
2006年に「The NEWENGLAND JOURNAL of Medical」という世界でも権威のある研究団体から発表された論文では
変形性膝関節症の患者様1583名を対象にある検証が行われました。
1583名の患者様を5グループに分け
グループ①毎日「グルコサミン」を投与
グループ②毎日「コンドロイチン」を投与
グループ③毎日「グルコサミン」「コンドロイチン」を投与
グループ④鎮静薬を毎日投与
グループ⑤特に何も投与しない
それぞれ6ヶ月継続し、膝の疼痛や可動域を計測したそうです
結果 一番優位性が出たのはグループ④
それ以外のグループに大きな差は見られなかったというのです
なかなかお金が掛かった検証ですね・・・
この論文にもある通り、口からいくらサプリを摂取しても、膝の痛みや可動域に変化をもたらす事はありません
それどころか、近年の研究では「コンドロイチン」「グルコサミン」等のサプリを長期間摂取し続ける事で「糖尿病」リスクが増大すると言われています。
藁をも掴むつもりで手を伸ばしたサプリ
効果がないばかりか、他の病気になるリスクがあがるなんて悲しいですね(/ω\)
効果のないサプリにお金を使うぐらいなら、旅行や趣味にお金を使って外に出ましょう!
動くことで、心も身体も元気になります☆
テレビやSNSで本当に沢山の情報が溢れています💦鵜呑みにせず、一度冷静に調べてみる事はとっても大切です
そもそも、そんなに効果があるのなら病院がお薬として処方するはずですよね((+_+))
健康情報をはじめ、エステや美容にダイエット・・・
自分の身は自分で守る現代です(;´∀`)
以上、足の助ブログでした~
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