急に気温が低くなりましたね・・・
いつもと同じ感覚で寝ていたら、夜中寒くて目が覚めた足の助の寺岡です(/ω\)
今日は『喰いしばり』についてです!
みなさん気が付いたら『喰いしばってる』なんて事ありませんか?
当店に足を運んでいただいた事がある方であれば経験されている人が多いと思うのですが、
首~肩の不調を訴えられるお客様の場合、ほぼ絶対というほど私はお客様の『咬筋』(あごの筋肉)を確認しています!
え?『喰いしばり』と首~肩の不調関係あるの?と思いますよね。
あるんです!大いにあるんです!!
人間には『自律神経』という大切な神経が存在します。
この『自律神経』は『交感神経』と『副交感神経』の二つに分かれています。
ものすごく簡単にこの2つを説明すると・・・
緊張している時に働くのが『交感神経』で、リラックスしている時に働くのが『副交感神経』という感じです。
この二つの神経はそれぞれ同じ器官のコントロールをしていますが、働きとしては真逆の働きをします!
本来であればこの2つの神経は環境や身体の状況に応じて勝手に切り替わっています!
1日の中でも仕事中や運動中は『交感神経』が働き、休憩中や家で一息ついている時には『副交感神経』に切り替わってるんです。この2つの神経が同時に働く事はなく、自動で切り替わるのです。
しかし・・・時に『交感神経』が働き過ぎてしまう人がいるんです・・・
それってどうゆう事?
簡単に言えば1日中『緊張』しっぱなしの状態の事です・・・
それって原因は?
色々言われていますが、一番大きい影響を及ぼしていると考えられているのが『ストレス』です。
日常生活の中には様々な『ストレス』が存在します。当たり前のように行っている動作も『ストレス』なんです・・・
同じ物事でも『ストレス』と感じるか否か、は個人の性格によっても違うみたいですが・・・
では、『喰いしばり』の話に戻りましょう!
往々にして『ストレス』を感じやすい人ほど『喰いしばり』をしている事が多いです。
『喰いしばり』=交感神経優位といっても過言ではないほどです。
交感神経が優位働くと持続的に血管が収縮する為、血流が悪くなります。更に筋肉の緊張を高める事で、一層循環障害が起こり様々な不調を引き起こしてしまいます。
また、『交感神経』が優位になると身体も『戦闘態勢』になる為、前傾姿勢を取りやすくなり、呼吸も浅くなると言われています(;´Д`)
『喰いしばり』には2つの筋肉が関与しています!
これが『側頭筋』と『咬筋』です!この2つは『咀嚼筋』と呼ばれる顎を閉める動作を行う主役です。
『喰いしばり』を頻繁にする=この2つの筋肉が持続的に緊張しているという事になります。
では、それの何がいけないのか?
実はこの2つの筋肉が持続的に緊張すると、とってもたくさんの不調を引き起こしてしまうんです・・・
例えば・・・
・頭痛
・目の痛み
・頚部の痛み
・肩の痛み
・耳鳴り
・嚙み合わせの変化
・顎関節の痛み
当てはまるものはありますか?
自宅でストレッチや体操など身体のケアを続けているのに、身体にいい変化が現れないのは、交感神経が優位になっていて、『喰いしばり』が日常的に行われているからかもしれません・・・
では、どうしたらいいの・・・?
まず、『喰いしばり』をしている自覚があるのであれば、それを辞めましょう!
姿勢も悪くなっている事が多いので、背筋を伸ばして深呼吸をしてみましょう!それだけでも副交感神経に切り替わりやすくなります!
自宅で家事を行っている時などであれば『鼻歌』を歌うのも効果的です!『鼻歌』を歌っている時は喰いしばれませんからね( *´艸`)
そして一番大切な事は『ストレス』との付き合い方です!
何か趣味を作るのもいいかもしれませんね!朝ウォーキングするのもおすすめです!
『イライラ』や『もやもや』を心に貯めておいても良い事には繋がりません。かと言って、何もしなければストレスを解消されていきません・・・
そんな事を忘れれる時間作るのはとってもいい事なんです(*’ω’*)
今回は『喰いしばり』が身体に及ぼす影響についてお話しさせていただきました!
思い当たる人はとにかくまずは『深呼吸』です(*´▽`*)