ども~どもども~
足の助です(‘ω’)ノ
さて、みなさまに支えられて足の助も5周年を迎える事ができました(/ω\)
本当にありがとうございます❀
しかし!!
そんな5周年を迎えた足の助ですが、
まだまだ皆様に伝えきれていない!と日々感じる事があります!
それはずばり「靴」の事!!
医療系国家資格でもある「柔道整復師」を保有しているだけでなく、
靴の専門家こと「シューフィッター」の資格も持っている私です(‘ω’)ノ
と、言うのも身体と足は密接な関係がある!だからこそ、カラダのケアと足ケアが一緒にできるお店を作りたい!
という思いで足の助というお店は出発したわけです・・・
普段履く「靴」といったカラダや足を取り巻く環境もとっても大切だと思い、「シューフィッター」の資格を取り、正しい知識を皆様にお伝えしていきたいと思っていたわけですが・・・
まだまだ伝わっていないと日々感じるわけです(/ω\)
日々足の変形や痛みに悩まれる方・・・
日々足裏のタコや魚の目に悩まれる方・・・
歩いたり走ったりする時の足や膝の違和感に悩まれる方・・・
長時間靴を履いていると足裏やふくらはぎに疲れを感じる方・・・
それ靴のせいかもしれません
と、いう事で今一度「靴」を見直すきっかけに!
「靴」のお話をしていきます!長くなると思いますが、最後までお付き合いくださいませ(*‘ω‘ *)
靴の話をする前に・・・
「外国人」と「日本人」
みなさんは「外国人」と「日本人」の違いは?と聞かれてなんと答えますか?
背が高い?目が青い?金髪?そういった見た目の違いもあるかもしれませんね!
基本的なカラダの構造、骨の数や筋肉の数はもちろん一緒です
しかし、その中でも細かくみていくと実は違いがあるんです・・・
①骨密度が高い
主に西洋人との比較になりますが、 日本人と比べて骨密度が高い傾向があります!骨密度が高いと、骨の成長を促す働きも強くなる為骨格も大きくなる傾向があります!
②背骨の湾曲の違い
人間の腰の骨(腰椎)は前弯といって緩やかに前方にカーブを描いています

この腰椎の前弯に実は違いがあるんです・・・
西洋人は元来この前弯が日本人に比べて強いと言われています
この腰椎の湾曲が変化する事でカラダには色んな変化が現れます・・・
西洋人 腰椎の湾曲が強い→骨盤が前に倒れる(反り腰)→骨盤が傾く事で背筋・太もも前面の筋肉が緊張しやすくなる→前方荷重・x脚傾向
日本人 腰椎の湾曲が緩い→骨盤が後ろに倒れる(猫背)→骨盤が傾く事で胸・お尻・ももの裏の筋肉が緊張しやすくなる→後方荷重・o脚傾向

なんとなくイメージ湧きましたか?この差は遥か昔 狩猟民族だった西洋人と農耕民族だった日本人のルーツから続くものだと考えられています。
③実は骨の形も若干違う・・・
ネットで他のシューフィッターさんが面白い画像を張っていました

イタリア人のお友達と足の形を比較した写真になります どちらがイタリア人でどちらが日本人かわかりますか?
・・・
・・・・
・・・・・
正解は左がイタリア人の友人 右が日本人になります
ちなみにイタリア人の友人は足のサイズは27.5㎝ 日本人の方25.5㎝だそうです
右の日本人の方の方が大きく見えますよね(/ω\)
横からの写真がないのが残念ですが、西洋の人は日本人に比べて遥かに足の甲が高いんですよ(@_@)
今度は後ろからの写真

さぁどちらがイタリア人でどちらが日本人かわかりますか?
・・・
・・・・
答えは左がイタリア人、右が日本人になります
写真の方の身長はわかりませんが、うしろから見ても骨格の違いを感じますよね!

中外のくるぶしの高さ、くるぶしの高さを結んだ傾斜角にも差がありますね!?
そして、一番注目していただきたいのが、かかとの丸みと大きさの違い!
イタリア人の方の方が丸みが強くかかと自体大きいのわかりますよね?
それに比べて日本人の方がかかとの幅が狭いのが見て取れます
実はここにも遥か昔からのルーツが影響していると言われています・・・
狩猟民族だった西洋人は走る・投げるといった動作、馬に乗るといった動作に順応する骨格に進化をしていると考えられています
だからこそ骨格を大きくし、背中など大きな筋肉が使いやすく成長したのかもしれませんね
逆に農耕民族だった日本人は地面にしゃがみ込む場面が多かった為か、足の裏全体でカラダを支えやすく進化したと考えられています。
かかとの骨が細いのもその一つで、かかとの骨が傾斜すればするほど、足の裏は地面に設置する面が大きくなります
これを「偏平足」と言いますが・・・(/ω\)
なんとなく外国人と日本人のカラダや足の違い わかりましたか??
おいおい、今日は「靴」の話だろ?外国の人なんて関係ないじゃん!
いいえ、あるんです(/・ω・)/しかも、大いに・・・
ブランドごとの靴の違い
さっそく靴の話をしていきましょう!
靴の話をする上で大きなカギを握るもの
それが靴のブランド・メーカーです!
高いのがいい!とかそんな話ではありませんよ!ここでお話していくのは各ブランド・メーカーによって靴の特徴が異なるよって事です❀
靴を作る上でもっとも大切なもの
それは「木型(ラスト)」です!!
いきなり言われてもピンときませんよね(;´∀`)

上記の写真が「木型(ラスト)」とよばれるものになります
これが靴をつくる上でめちゃめちゃ大切なんです・・・
というのも、靴を作る際には、この「木型(ラスト)」に実際に革や布を当てながら縫製をしていきます
縫製をしたのちに、靴底を接着させ、最後にこの「木型(ラスト)」が靴をはいている状態で完成となるわけです

つまりですよ!
この木型がそもそもあなたの足にあっていますか?というのが重要になってくるわけです!
最初に外国人と日本人のカラダや足の違いについてお話しましたよね
足の形が違う=靴を作る際に用いる「木型」も違ってくるわけです!
そもそも外国人と日本人の足の特徴をより細かく比べてみると・・・
足のサイズは身長によって異なりますが
足の甲の高さ 外国人の方が高い傾向があります
足の横幅 外国人の方が狭く、日本人の方が幅広 と、なっています!
この足の横幅が靴選びを大きく左右するんです!
よく靴の横幅の事を「ウィズ」なんて呼びますが、日本では「A,B,C,D,E,EE(2E),EEE(3E),EEEE(4E),F」なんて表記されていますね❀
外国人の平均「ウィズ」がA~Cと言われています
日本人は成長によって異なると言われており、歩きはじめから小学生低学年までは2E
小学生高学年から40歳までの平均がD~E
40歳以降がE~2Eと言われています
なぜこうまで「ウィズ」が変化するのか?
これは足の骨格を支えているのが「筋肉」だからなんです
生まれたばかりの赤ん坊はみんな偏平足で足裏のアーチなどはありません!
ハイハイやつかまり立ちが出来るようになると足の中の筋肉も発達し、徐々に足の中に「アーチ構造」を作り出します!

筋肉が発達する事で、アーチ構造が形成され、足の構造が立体的になっていきます
つまり、ここで足幅(ウィズ)が狭くなるわけですね!
しかし、筋肉は活動量と比例していきます
年を重ねるごとに活動量が減る→足の筋肉も低下していく→アーチ構造が崩れ、足幅が広くなっていくといった現象が徐々に起きていきます
これが日本人のウィズ平均が変化していく原因になります(外国人の平均ウィズも成人のものなので子供の足から追うと平均値も変化していくと思いますが・・・)
ここで大切な事が・・・
①まずは自分の足の正しいサイズ・ウィズを知っておこう!
②各ブランド・メーカーの特徴を知ろう!
この2つ!
①まずは自分の足の正しいサイズ・ウィズを知っておこう!
過去にブログで自宅でできる方法を書いておりました💦是非読んで測ってみてください!
→https://ashinosuke.com/news/post-4202
靴屋さんでも測ってくれるところありますよね!でも、ウィズは測ってくれないかも・・・
うまく測れないよ・・・って方、足の助でも測りますよ(‘ω’)ノ
②各ブランド・メーカーの特徴を知ろう!
正しいサイズ・ウィズを知ったらお次はコチラ!
皆さんが知っている靴のブランド言えば・・・?
NIKE・adidas・PUMA・NEWBalance・Asics・mizuno・・・
いっぱいありますよね💦
今回はメジャーな上記6社についてお話していきますね☆
ブランド・メーカーの靴がそもそもどこの国で作っているかというのが実は大切
NIKEはアメリカ adidasはドイツ PUMAもドイツ
newBalanceはアメリカ Asics・mizunoは日本 それぞれの国に拠点があります!
ちなみにadidasとPUMAって経営者が兄弟って知ってましたか?( ..)φメモメモ
兄弟で靴会社を営んでいたものの、意見が対立し、それぞれ会社を設立したそうです☆
話が逸れましたが、それぞれの国で靴を作っているという事は当然前述した「木型」も違うという事!
アメリカに母体を置くNIKEがわざわざ日本人の「木型」をもとに靴作りませんよね?
NIKE・adidas・PUMAは西洋人の足型をもとに靴を作っています
と、なると足幅(ウィズ)は当然細め 平均A~Cと言われています
近年ではワイドモデルといって幅広の靴もありますが、少数ですね・・・
え!?newbalanceは??アメリカなんでしょ?
newbalanceはもともと整形外科で用いられた整形靴を作っていたメーカーという事もあり、「木型」をとっても大切にしているそうです!
なので、本拠地はアメリカですが、出荷するエリア別に向上を持っているそうです!日本に入ってくるnewbalanceの靴はアジア工場で作成されており、足幅(ウィズ)平均はD~Eになります☆
日本のメーカーであるAsicsとmizunoはもちろん日本人の木型をもとに靴を作っているので、足幅(ウィズ)平均はE~2Eです
最近では3Eや5Eといった超ワイドなんてものもありますね💦
同じサイズでも靴のブランドやメーカーによって履き心地が違うなんて経験ありますよね?
このブランド・メーカーごとの靴の大きさの違いが靴を選ぶ時の大きな差になってきます!
日本人のいけない風習
足の大きさが分かった!靴のメーカー毎の特徴も把握した!よし!靴を買おう!
いやいや、待ってください
もう一つ知ってほしい事があるんです!
それは日本人のいけない風習というか、傾向の話
日本人の靴の文化といえば、「脱ぎ履き」する文化がありますよね
それに伴い、日本人が靴を選ぶ時に「大き目を好む」風習があるんです・・・・
大き目の靴=脱ぎ履きしやすい♡しかし、ここに一つ罠があるんです
大き目の靴=脱ぎ履きしやすい→①言い換えると脱げやすい→足を持ち上げなくなる→すり足・浮指になる💦
→②言い換えると靴ゆるい→靴の中で足が前後左右に滑る→爪の変形や足の指の変形💦
大き目の靴は足のトラブルの大きな原因になるんです(/ω\)
もちろんサイズやウィズがしっかり合っていても、靴ひもが緩ければ同じ事がおきます💦
ここをみなさんに一番お伝えしたいところでもあるんです!!
自分の足にあった大きさの靴を選ぶのはもちろん、靴をしっかり履く
これだけでも多くの悩みが解決するきっかけになるんですよ❀
ゆるくもなく、きつくもなく、ちょうどいいフィッティングを選ぶことが靴選びでは大切になります
まとめ
👣外国人と日本人のカラダと足の違い
👣ブランドやメーカー毎の靴の違い
に、ついて長々とお話をさせていただきました(/ω\)
普段カラダのケアをさせていただく中で、靴を変えた・靴の履き方を変えただけでもカラダの不調が減った・改善した!なんて人もいらっしゃいます(*’ω’*)
たかが靴、されど靴です💦
もちろんいつ・どこで・どんな時に履く靴なのかによっても違いますけどね💦
20分~30分以上立ちっぱなしもしくは歩く、運動する靴であれば、是非慎重に選んでください❀
最後まで読んでいただきありがとうございました<m(__)m>
これからも足の助を宜しくお願い致します👣